院内通信

2017.11.05更新

毎年この時期になると来シーズンのスギ花粉の飛散予測がされます。先日、ウェザーニュースと日本気象協会が予測発表しましたが、2社の予測は全く反対になっています。長年の研究により前年の7月の日照時間が長いほどスギ花粉の飛散量が多くなるとされているのですが、今年の7月の気象に対する解釈が2社で違うことにより判断が分かれたようです。昨年の7月は雨が少なく天候が良かったので、今年のスギ花粉の飛散量は関西でやや多めで、今年の春はスギ花粉症で悩まれた方が多くおれれました。また、以前から1年おきに飛散量が多くなるとも言われており、この法則に従えば来年は少なくなることになりますが、近年はこの隔年の法則はあてにならなくなってきているようです。いずれにせよ、年末近くになると実際のスギの雄花のつき具合がわかってくるので、来年の飛散が多いのか少ないのかはっきりするでしょう。

数年前から始まったスギ花粉症に対する舌下免疫療法は、スギ花粉の飛んでいない時期に始めなければなりません。治療効果は良好で、副作用も少なく、花粉症シーズンでも追加薬をほとんど使用することなく過ごしておられる方もおられます。3~5年毎日継続することが必要で、いくつかの内服薬でおこる眠気はありませんが、アナフィラキシーなどの副作用をよく理解して治療をおこなわなければなりません。現在のところ年齢は12歳以上からが対象、薬は液体で冷蔵庫に保管する必要がありますが、今年の9月に舌下錠が認可されたので、冷所保存の手間がなくなり、さらに低年齢の患者さんへの適応拡大が期待されています。スギ花粉症の方で内服薬などでのコントロールがうまくできない患者さんの治療の選択肢の一つとして舌下免疫療法を考えてみてはどうでしょうか。スギ花粉症の治療ガイドラインも作成されていますから、それを参考に症状の重症度に応じた治療が大切になります。耳鼻咽喉科専門医と相談しながら自分にとって一番適切なスギ花粉症対策を進めていきましょう。

 

松田耳鼻咽喉科(大阪市鶴見区)

院長

投稿者: 医療法人松田耳鼻咽喉科

2017.09.16更新

おたふくかぜは流行性耳下腺炎という病気の俗称です。ウイルスにより感染し、耳下腺・顎下腺・舌下腺の唾液腺が腫れる病気です。両側の耳下腺が腫れるとおたふくのように見えるのでおたふくかぜと言われています。2~3週間の潜伏期間を経て発症し、比較的予後は良好ですが、合併症として、無菌性髄膜炎や難聴などがあります。なかでも、難聴はムンプス難聴とも呼ばれる高度な感音難聴で、治療をしても改善が困難であるのが特徴です。こどもの発症が多いと報告されていて、唾液腺の腫脹がなくムンプス難聴になるケースもあります。一側の耳に発症することが多いので、うまく症状を訴えることのできない子どもでは両親も気づかないことがあります。

先日、日本耳鼻咽喉科学会がムンプス難聴についての調査結果を公表しました。2015年から2年間に314人の発症があり、そのうち14人は両耳の難聴だったそうです。ムンプス難聴への対策は予防接種でおたふくかぜに罹らないようにすることしかありません。しかし、定期接種化されなくなってからワクチン接種率が低いままなのが現状です。

 

松田耳鼻咽喉科(大阪市鶴見区)

院長

投稿者: 医療法人松田耳鼻咽喉科

2017.08.21更新

8月22日(火)の午後診を臨時休診とさせていただきます。ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。

 

松田耳鼻咽喉科(大阪市鶴見区)

院長

投稿者: 医療法人松田耳鼻咽喉科

2017.08.09更新

夏期休診を、8月11日(祝)~15日(火)とさせていただきます。よろしくお願いいたします。

 

松田耳鼻咽喉科

院長

投稿者: 医療法人松田耳鼻咽喉科

2017.07.12更新

高齢者の運転免許更新にあたっては認知症と判定されると免許の取り消し・停止の処置がとられるようになりました。近年、認知症の危険因子に難聴が追加され、今年の1月には国際シンポジウムも開催されています。加齢に伴う難聴(病気ではなく)は徐々に進行するため本人の自覚に乏しく、家族などに指摘される場合が多くみられます。本人が気付く頃には高度難聴になっており。日常生活に支障をきたすようになってきます。聞こえにくくなると会話などのコミュニケーションに障害が出てくるため、周りに気兼ねをして会話を避ける方もおられます。こうなると、脳に対する刺激も少なくなり、様々な情報処理に対する能力の衰えが進行することになるため、認知症に至るわけです。こういった理由から、難聴がありコミュニケーションに問題が出てくれば耳鼻咽喉科を受診しましょう。聴力検査などを受け、補聴器が必要と診断されれば、補聴器の装用を積極的に考えましょう。自己判断や不適切な補聴器装用で、補聴器を購入しても効果が出ずに悩んでいる方を多く見かけます。補聴器は基本的にはオーダーメイドです。信頼できる補聴器店(認定補聴器店など)を耳鼻咽喉科で紹介してもらい、納得のいく(効果のある)補聴器を使いましょう。

 

松田耳鼻咽喉科(大阪市鶴見区)

院長

投稿者: 医療法人松田耳鼻咽喉科

2017.05.30更新

6月3日(土)は臨時休診とさせていただきます。ご迷惑をおかけしますがよろしくお願いいたします。

 

松田耳鼻咽喉科(大阪市鶴見区)

院長

投稿者: 医療法人松田耳鼻咽喉科

2017.05.25更新

最近溶連菌感染症の患者さんが増えてきています。溶連菌とはA群β溶血性連鎖球菌の略称です。主な症状は、咽頭痛と発熱ですが、熱が出ない場合もあります。食事もできて体調も悪くないことが多いのですが、学校や家庭内で感染することがあるので治療が必要です。診断は迅速検査が可能で、受診当日に結果がわかります。治療は抗生物質を使用します。ペニシリン系であれば10日間、セフェム系であれば5日間程度の投薬します。これらの薬剤にアレルギーがあれば他の薬剤を使用します。治療効果を判断するために症状が緩和しても通院が必要です。また学校感染症として出席停止が決められており、医師の指導に従ってください。おおよそ抗生剤内服開始から24時間以上経過し、局所症状・全身症状が良ければ登校可能になります。

 

松田耳鼻咽喉科(大阪市鶴見区)

院長

投稿者: 医療法人松田耳鼻咽喉科

2017.04.20更新

今年のゴールデンウィークも暦通り診療します。従って5月6日(土)の診療いたします。

 

松田耳鼻咽喉科(大阪市鶴見区)

院長

投稿者: 医療法人松田耳鼻咽喉科

2017.04.09更新

今年の3月もスギ花粉が飛散しました。飛散が少なかった昨年より多く飛んでいたようですが、環境省の花粉飛散データによると、大阪では気温が低く推移したためか大量飛散の日が少なく、その代わり例年に比べ飛散が長く続いたように思われます。雨が少なかったのも影響したのかもしれません。

4月に入りやや遅めではあるものの桜が満開になっています。この頃になると桜の開花に歩調を合わせるようにヒノキ花粉が飛び始めます。スギ花粉だけでなくヒノキ花粉にもアレルギーを持っている場合、引き続き花粉症対策を行ってください。関西ではこれからのほうが症状が酷くなる人もおられます。スギ花粉が終わってほっと一息ではありますが、油断せずに頑張りましょう。

 

松田耳鼻咽喉科(大阪市鶴見区)

院長

投稿者: 医療法人松田耳鼻咽喉科

2017.02.22更新

そろそろスギ花粉が飛散する時期になってきました。テレビや新聞などでは花粉情報が発表されていますね。まだまだ大阪は少ないのですが、和歌山方面では飛散し始めているようです。当院にもまだ軽症ではあるもののスギ花粉症の患者さんが受診されています。スギ花粉症対策は、まずセルフケアが重要です。屋内に花粉を入れない、マスクをする、コンタクトをメガネに変える、洗濯物は部屋干しにするなど、この時期は頑張ってスギ花粉を避けましょう。

次に治療ですが、まず我慢しないことです。つらくなってから治療を始めてもすぐには良くならないことが多いのです。軽症のうちから治療開始してください。そして花粉が飛散している時期は症状が楽になっても飛散終了まで治療を続けてください。中途半端にならないことが大切です。

一昨日の2月20日は「アレルギーの日」でした。約50年前の2月20日に米国の学会で、石坂公成・照子夫妻が「IgE」の発見を発表した日にちなんで制定されました。IgEはスギ花粉症をはじめとするアレルギー疾患の発症に深く関わっており、歴史的な発見だったのです。

 

松田耳鼻咽喉科(大阪市鶴見区)

院長

投稿者: 医療法人松田耳鼻咽喉科

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